PROFILE
自己紹介
◾️STATEMENT
このごろの私にとって、作品をつくるという行為は、心の奥底にある感情と向き合い、自分自身を解放するためにあると感じます。
陶芸で土を捏ねる感触や、絵画で筆を動かす瞬間には、時に忘れてしまいがちな「子どもの頃の純粋な気持ち」を取り戻すような感覚があり、それは社会に流される日常の中で心のバランスを保つための「救い」であり、同時に私にとっての「生きる術」でもありました。
陶芸の柔らかい土は、まるで人の心そのもののように、形を変えながら私の手の動きに応えてくれます。絵画は、心の中に眠る記憶や感情を色や形に変換し、目に見える形として具現化できる媒体です。私はこれまで、自分の内側にある個人的な思いをこうした手法で「作品」として具現化してきました。その行為は、自分自身の気持ちを形にするだけでなく、私が「私自身」でいるために欠かせない営みだったと思うのです。
-------- 信英/Shinyoung
「可愛い」という概念は、 1970年代に若い女性たちの間で広まり、その後、ファッションやキャラクター文化を通じて日本を代表するポップカルチャーの一部となった。しかし、その定義は時代とともに変化し、多様化している。実験心理学では、「可愛い」という感覚は単なる個人の主観ではなく、進化的な背景を持ち、認知や行動、社会性にも大きな影響を与えるものとして研究されている。
クリエイターの信英は、「自分の嫌いな生き物を作品にすることで、その嫌いな感情を変えることができるかもしれない」と語る。
本来、「可愛い」という感覚は個人の主観に委ねられるものだ。なのに、社会には「これが可愛い」と押し付ける風潮がある。
僕が信英の作品を見てそれを可愛いと感じることは、彼女が持つ “嫌い ”という負の感情を乗り越える助けになるのかもしれない。それは、押し付けられた社会の価値観から自由になる第一歩なのだ。
--------Curator 米原康正
◾️プロフィール
信英/Shinyoung
1999 年生まれ
東京藝術大学デザイン科在学中
2021 「Otome 展」「100 人 10 」
2022 「flower pickin' 展」「藝大 100 ドロ展」「Shibuya art awards exhibition 」
2023 「space picking 展」
2024 「all things must pass 個展」
「shibuya style vol.18 」
--------Curator 米原康正
このごろの私にとって、作品をつくるという行為は、心の奥底にある感情と向き合い、自分自身を解放するためにあると感じます。
陶芸で土を捏ねる感触や、絵画で筆を動かす瞬間には、時に忘れてしまいがちな「子どもの頃の純粋な気持ち」を取り戻すような感覚があり、それは社会に流される日常の中で心のバランスを保つための「救い」であり、同時に私にとっての「生きる術」でもありました。
陶芸の柔らかい土は、まるで人の心そのもののように、形を変えながら私の手の動きに応えてくれます。絵画は、心の中に眠る記憶や感情を色や形に変換し、目に見える形として具現化できる媒体です。私はこれまで、自分の内側にある個人的な思いをこうした手法で「作品」として具現化してきました。その行為は、自分自身の気持ちを形にするだけでなく、私が「私自身」でいるために欠かせない営みだったと思うのです。
-------- 信英/Shinyoung
「可愛い」という概念は、 1970年代に若い女性たちの間で広まり、その後、ファッションやキャラクター文化を通じて日本を代表するポップカルチャーの一部となった。しかし、その定義は時代とともに変化し、多様化している。実験心理学では、「可愛い」という感覚は単なる個人の主観ではなく、進化的な背景を持ち、認知や行動、社会性にも大きな影響を与えるものとして研究されている。
クリエイターの信英は、「自分の嫌いな生き物を作品にすることで、その嫌いな感情を変えることができるかもしれない」と語る。
本来、「可愛い」という感覚は個人の主観に委ねられるものだ。なのに、社会には「これが可愛い」と押し付ける風潮がある。
僕が信英の作品を見てそれを可愛いと感じることは、彼女が持つ “嫌い ”という負の感情を乗り越える助けになるのかもしれない。それは、押し付けられた社会の価値観から自由になる第一歩なのだ。
--------Curator 米原康正
◾️プロフィール
信英/Shinyoung
1999 年生まれ
東京藝術大学デザイン科在学中
2021 「Otome 展」「100 人 10 」
2022 「flower pickin' 展」「藝大 100 ドロ展」「Shibuya art awards exhibition 」
2023 「space picking 展」
2024 「all things must pass 個展」
「shibuya style vol.18 」
--------Curator 米原康正


