PROFILE
自己紹介
◾️うやむやな撮れ高
撮れ高とは、撮影した映像のうち、編集後に番組で使用できる部分の総量だと言う。
人生における撮れ高などと言うと鼻につくが、 1日の中で認知できる出来事の数を考えると、一体どれだけの事を自分は認識できているだろう。想像するだけで疲労を覚える。だからこそ、私たちは「忘れる」ことができる。日々移り変わる情報に晒され続けると言うことは、忘れる速さと比例していると言っていい。
そんな移り変わる日々の断片をかき集め、「うやむや」な素材を繋ぎ合わせることで、脈絡のない出来事でも、その時、その日、その時代に認識した自身の感覚を納める装置としての役割を作品に持たせている。そうして自分の撮れ高を増やして行く行為の痕跡としての展覧会としたい。そして鑑賞者へ新たな「うやむや」な 1日の一片と成れば良い。
-------------- 因幡都頼
彼の作品を見ると必ずニヤリとしてしまうのは
その中に自分のような(しかもかなり本質を見抜かれた)
キャラクターを誰もが発見してしまうからに違いない。
日本古来の絵画様式でもある俯瞰構図を用いて
彼は時代を大胆に擬人化して表現する。
ここに描かれたスーツ姿のサラリーマンや制服姿の女子高生たちは
ひとりひとりが今という時代を表す個々のアイコンであり、
それらが一つとなり現代社会の真実を描き出していくのだ。
---------- Curator 米原康正
◾️プロフィール
因幡 都頼 / Inaba Torai
1988 北海道生まれ
2012 武蔵野美術大学 日本画学科卒業
主な個展
2013 年 「室内あそび」 (GALLERYSOU/ 札幌 )
2014 年 「ここだけのはなし」 ( 新宿眼科画廊 / 東京 )
2015 年 「因幡都頼 展」 (gFAL/ 小平 )
2015 年 「因幡都頼 個展」 (GALLERYSOU/ 札幌 )
2016 年 「ここにない堤防」 ( コートギャラリー国立 )
2017 年 「因幡都頼個展 - 無声 - 」 ( コートギャラリー国立 )
2019 年 「 12 」 ( 画廊くにまつ青山 )
2022 年 「目他 - ユニバース /META-UNIVERSE 」 (elephant STUDIO/ 渋谷 )
2023 年 「広すぎて、狭すぎて」 (galleryMoNMA/ 札幌 )
主なグループ展
2020 年 「ケムルヒト」 ( ヒルトピアアートスクエア / 新宿 )
2020 年 「 SMOKE OUT 」 (project501/ 渋谷 )
2021 年 「 view point 」 (HIROSHIGE GALLERY/ 恵比寿 )
2021 年 「 ART SELECT SHOP 」 (elephant STUDIO/ 渋谷 )
2022 年 「 proepi to proepi 」 ( コートギャラリー国立 )
2023 年 「 POP&STREET 2023 」 (elephant STUDIO/ 渋谷 )
2023 年 「 Depths of Dreams - 夢・時間・記憶」 (THE BOX TOKYO/ 渋谷 )
2023 年 「アート & デザイン 2023 大人の芸術祭」 ( 武蔵野美術大学 / 市ヶ谷 )
公募展
2017 年 「第 20 回 岡本太郎現代芸術賞」展 入選 ( 川崎市岡本太郎美術館 ) 2021 年 「第 8 回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞」展 優秀賞 ( 豊橋市美術博物館 ) 2022 年 「第 25 回岡本太郎現代芸術賞」展 入選 ( 川崎市岡本太郎美術館 ) 2023 年 「 11 回前田寛治大賞」展 入選 ( 日本橋高島屋・倉吉博物館 )
撮れ高とは、撮影した映像のうち、編集後に番組で使用できる部分の総量だと言う。
人生における撮れ高などと言うと鼻につくが、 1日の中で認知できる出来事の数を考えると、一体どれだけの事を自分は認識できているだろう。想像するだけで疲労を覚える。だからこそ、私たちは「忘れる」ことができる。日々移り変わる情報に晒され続けると言うことは、忘れる速さと比例していると言っていい。
そんな移り変わる日々の断片をかき集め、「うやむや」な素材を繋ぎ合わせることで、脈絡のない出来事でも、その時、その日、その時代に認識した自身の感覚を納める装置としての役割を作品に持たせている。そうして自分の撮れ高を増やして行く行為の痕跡としての展覧会としたい。そして鑑賞者へ新たな「うやむや」な 1日の一片と成れば良い。
-------------- 因幡都頼
彼の作品を見ると必ずニヤリとしてしまうのは
その中に自分のような(しかもかなり本質を見抜かれた)
キャラクターを誰もが発見してしまうからに違いない。
日本古来の絵画様式でもある俯瞰構図を用いて
彼は時代を大胆に擬人化して表現する。
ここに描かれたスーツ姿のサラリーマンや制服姿の女子高生たちは
ひとりひとりが今という時代を表す個々のアイコンであり、
それらが一つとなり現代社会の真実を描き出していくのだ。
---------- Curator 米原康正
◾️プロフィール
因幡 都頼 / Inaba Torai
1988 北海道生まれ
2012 武蔵野美術大学 日本画学科卒業
主な個展
2013 年 「室内あそび」 (GALLERYSOU/ 札幌 )
2014 年 「ここだけのはなし」 ( 新宿眼科画廊 / 東京 )
2015 年 「因幡都頼 展」 (gFAL/ 小平 )
2015 年 「因幡都頼 個展」 (GALLERYSOU/ 札幌 )
2016 年 「ここにない堤防」 ( コートギャラリー国立 )
2017 年 「因幡都頼個展 - 無声 - 」 ( コートギャラリー国立 )
2019 年 「 12 」 ( 画廊くにまつ青山 )
2022 年 「目他 - ユニバース /META-UNIVERSE 」 (elephant STUDIO/ 渋谷 )
2023 年 「広すぎて、狭すぎて」 (galleryMoNMA/ 札幌 )
主なグループ展
2020 年 「ケムルヒト」 ( ヒルトピアアートスクエア / 新宿 )
2020 年 「 SMOKE OUT 」 (project501/ 渋谷 )
2021 年 「 view point 」 (HIROSHIGE GALLERY/ 恵比寿 )
2021 年 「 ART SELECT SHOP 」 (elephant STUDIO/ 渋谷 )
2022 年 「 proepi to proepi 」 ( コートギャラリー国立 )
2023 年 「 POP&STREET 2023 」 (elephant STUDIO/ 渋谷 )
2023 年 「 Depths of Dreams - 夢・時間・記憶」 (THE BOX TOKYO/ 渋谷 )
2023 年 「アート & デザイン 2023 大人の芸術祭」 ( 武蔵野美術大学 / 市ヶ谷 )
公募展
2017 年 「第 20 回 岡本太郎現代芸術賞」展 入選 ( 川崎市岡本太郎美術館 ) 2021 年 「第 8 回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞」展 優秀賞 ( 豊橋市美術博物館 ) 2022 年 「第 25 回岡本太郎現代芸術賞」展 入選 ( 川崎市岡本太郎美術館 ) 2023 年 「 11 回前田寛治大賞」展 入選 ( 日本橋高島屋・倉吉博物館 )