▶︎feel
“写実”と向き合い続けるうちに「写実は目に見えるものはもちろん見えないものをも描く分野である。」 と感じ、切り取られる元である“リアル”について、もっと理解し、その美しさに没入したいと思うように なった。   私の制作の意味とは“これに気づき、考察し、自己とリアルとの融合へ誘うロマンの為”にある。 
そしてその副産物としての“作品”に“命”が吹き込まれ、それに対面した誰かと共鳴し、震わせられたら 嬉しく思う。
 
あおいけい
 
あおいけいは自分を取り囲む全てのものに対しての
「いかにリアルを描くか?」という命題を独学で突き詰めてきたアーティストである。
対象は子供であり、自然であり、とにかく身の回りのもの全てがそこに含まれる。
その結果不思議な現象が起きる。
最近の科学では無数の銀河の集団同士を結ぶ宇宙の大規模構造と、脳の神経細胞(ニューロン)同士を結ぶネットワークシステムには共通点があることを証明されはじめている。
それと同じことが、あおいけいにも起きてるような気がしてならない。
取り囲まれたすべてのもののリアルを極めれば極めるほど、
それを極めようとする自分のリアルに気づくことになる。
彼女の求めるリアル。
それは彼女以外を通して証明する彼女のリアルに他ならない。
 
Curator 米原康正
 
▶︎プロフィール

岐阜県生まれ。
「絵に命を吹き込み、リアルを切り取る」をテーマに、作品制作を行う独学アーティスト。
≪命や空間が吹き込まれた写実と、写実に向き合ったことにより見つけたリアルと美≫というコンセプトで写実画をメインに制作しています。「自然」を徹底的に観察した多様なテーマが並びます。作家が辿ってきた軌跡を、ぜひご高覧ください。
 
<個展>
2021 『命吹 - いぶき - ( セントラルギャラリー、名古屋 )
2022 『命吹 』( 長岡市栃尾地域交流拠点施設 トチオーレ、新潟)
『覗く』  g a l l e r y  T R i C E R A 、東京/ ギャラリーうえまち、 大阪/ G a l l e r y  W h i t e C u b e N a g o y a J a p a n 、名古屋)
2023  『E n t a n g l e m e n t o f t h i n g s 』(  g a l l e r y  T R i C E R A 、東京)
『あおいけい作品展』( 名古屋栄三越 A R T E C A S A 、愛知)
2024 『あおいけい作品展』( 伊勢丹浦和店 ザ・ステージ、埼玉)
 
<グループ展>
2022 『8 人の時間』( ギャラリー白昼堂堂、新潟)
2023  『C h r o m a D i s t a n c e 』( P O L A M U S E U M A N N E X 、東京)
 
<アートフェア>
2022  《 W o u l d a r t D u b a i 2 0 2 2 D U B A I W O R L D T R A D E C E N T R E H a l l 、アラブ首長国連邦 ドバイ
S a l o n A r t S h o p P a r i s 2 0 2 2 》出展 カルーゼル・ドゥ・ルーヴル、フランス パリ)
 
<公募>
2022 第 2 9 回日本アートサロン絵画大賞展 写実表現部門 入選
第四回ホキ美術館大賞 入選( ホキ美術館、千葉)



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